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エアコンが水漏れする原因とは?
2016年10月8日
10月に入り朝夕はめっきり涼しくなりましたが、日中は気温が高くエアコンはまだまだ活躍中です。
今回は過酷な状況で活躍している厨房エアコンの水漏れ原因を紹介します。
水漏れトラブルで一番多いのがドレン(排水)の詰まり。
水が流れていかない為に、室内の方にオーバーフローしてしまう。
写真のようにドレンパンに接続されているホースを外すと水が「ドパー」と出てきます。
なぜ水が流れていかないのか?
ホースをのぞいてみると・・・
なるほど!
ええ感じに詰まってます!
なぜ水がながれる配管がこんなに詰まるのか?
原因は、ドレンパンからくる汚れ!
ドレンパンの汚れが水と一緒に流れていき、少しずつ配管を詰まらしてしまう。
このアルミフィン部分は熱交換器と言われています。
熱交換器で冷やされた空気が吹出し口から排出される仕組みになっています。
空気を冷たくする役割、暖房であれば温める部分になりますので、この部分が汚れるとどうなるかわかりますよね?
機能が低下するだけでなく
エアコン本体に負担がかかり、故障の原因にもなります。
そして、なによりカビやホコリで汚れている所を通った風が出ているので・・・健康を阻害しています。
鼻と喉の調子が悪い。
エアコンが原因かもしれません。
さあ、それでは汚れたエアコンをキレイにしていきますよ!
まずは、配管
詰まっていた汚れを完全に除去するため、配管を切断して洗浄。
汚れがひどかったドレンパン
こんなにキレイになりました!
そして熱交換器
これで鼻のムズムズが治るかも!
外した部品等を組立て、切断した配管を接続して試運転!
エアコンの水漏れは珍しい事ではなく、起こりやすいトラブルの一つです。
水が漏れてから!排水エラーが出てから!では業者に修理や洗浄を依頼する必要があります。
ドレンの詰まり等が主な原因ではありますが、
普段からエアコン本体をきれいに拭いたり、こまめにフィルターの掃除や交換を行うだけでも防げます。
お店や職場のエアコン汚れてませんか?
エアコンの掃除をするきっかけになれば幸いです。